毎月第2火曜日に、JWDA主催の月例ミーティングが恵比寿で開催されており、先月に引き続き今月も参加してきました。
今回は第27回目のJWDAレギュラーミーティングで、ゲストスピーカーは有限会社スタイルビズ代表の村山らむねさんで、「ECサイト運営のポイント~マーケティングと特商法改正から考える」についてのお話を伺いました。
話を進めていく中で、特にアマゾンを例にとりながらECについて説明されていました。
本当に、今まではユーザーとしてしかアマゾンをとらえていなかった僕ですが、今回のお話を聞いて、あらためてアマゾンのマーケティングがいかに巧みであるかに気付かされました。
たとえば、ブログに関する書籍を見ていると、自分が選択した書籍の下欄に「この本を買った人はこんな本も買ってます」という文章が目に入ります。
今振り返ると、8割以上、僕はその文章に導かれてます。なんでそんな文章一つで僕はクリックしてしまうのか考えてみたところ。
「共感」、じゃないかと思います。僕と同じ本を買った人に対しての「共感」です。そんな人、ぶっちゃけリアルの世界では「この本を買った人?誰やねん」と突っ込んで終わるのが関の山でしょう。
でも、ネットって元から顔がわからないのが常。リアルとは親近感の感じ方が違うのです。どんな人が買ったかはわからないけど、わかるのは2点
①その人はちゃんと「金」を払ってるということ。
②「この本を買った人・・・」という表現が複数人同じことをしてるんですよ、という意味を含ませていること。
まさに巧みなコピーを適切につかってますね。今回、らむねさんの講演を聞けたことでECへの興味が、ユーザーとしてではなくビジネス面から捉えていこうという結果になりました。
らむねさん、ありがとうございます!