深夜のカウントダウン

いきなりではありますが、僕は根っからの寂しがり屋です。幼少の頃は、母親の姿が見えなくなっただけで号泣していたらしいです。まあ俗に言うマザコンだったのでしょう。

今でも一人で自分の家以外にいるのは得意ではありません。落ち着かないので。しかしながら、昨日は仕事の関係で、深夜の会社に居残ることになってしまいました。

一人、また一人と会社から離れて行き、0時過ぎに残ったのは僕だけ。うーん、一人だけの静けさがなんともいえないくらい、苦手。

と、ちょっと物思いに更けていた瞬間、

「ピー　　　ピー　　　ピー」

えっ！？何のアラート？僕なんかしたっけ？

「ピー　　ピー　　ピー」

てかちょっと早くなってるし！

「ピッピッピ　ピー」

まさかブレーカー落ちるの！？ウソだ！！

聞いてないよおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！

「・・・ジャー」

ん？なんだ。特に何も・・・。

あ、給茶機のクリーニングなのね。

ああ、ビビッた。